岡田亜矢子
10期生:2005年秋入学
近況
早稲田大学日本語教育研究センターで契約講師をしています。日々,別科生や交換留学生とともに「日本語」ということばを通じて,さまざまなことを学んでいます。
関心のある研究テーマと,この研究室に興味がある方へ
接触場面における「伝え合い」に関する研究をおこなっています。解りやすく言うと,次のようなことです。日本語を母語とする人(NS)と日本語を母語としない人(NNS)が,日本語をつかってコミュニケーション(西江雅之氏に倣って,「伝え合い」と呼んでいます)をするとき,自分の意図が相手にうまく伝わらない,相手の言うことも適切に理解できないということは多々あります。その理由として,日本語のNSであるかNNSであるか,母語なのか外国語なのかが問題視されがちです。しかし私は,話し手と聞き手がいかに「受けとめ」と「働きかけ」をするか,相手に対する「姿勢」が関係すると考えています。日本の地域社会において外国人と「伝え合い」をする場合,特にこのような「姿勢」が大切になってくるのではないでしょうか。
地域日本語教育研究といっても,その範疇は多岐にわたると思います。私のようなことに興味をお持ちの方でも,地域日本語教育のひとつであると思われますので,どうぞ研究室をお訪ねください。一緒にいろいろなことを考えていけたら嬉しいです。
参考:過去の紹介文
論文
- 岡田亜矢子(2007).『接触場面における「伝え合い」は何を可能にするのか ― 「共通理解」を共有するプロセスを見つめ直す』早稲田大学大学院日本語教育研究科修士論文(未公刊).[概要書:PDF]
- 岡田亜矢子(2006).対等な関係性と相互学習をめざした地域日本語教育 ― 「お話しグループ」5回目の実践から見えたこと『早稲田大学日本語教育実践研究』5,3-12.