伊藤沙智子(イトウ サチコ)

2018年9月博士号取得

博士後期課程 15期生(2010年4月入学)

研究テーマ

  • あることばが発せられるとき頭の中で起こっていること,の可視化

学位論文

  • 伊藤沙智子(2018).『日本語学習者は自らのことばの体系をどのように構築しているのか――関連表現とみなした言語項目を手がかりに』早稲田大学大学院日本語教育研究科博士論文(未公刊).
  • 伊藤沙智子(2005).『日本語教育におけるトとト複合辞による条件表現』学習院大学大学院人文科学研究科日本語日本文学専攻修士論文(未公刊).

キーワード

言語習得,関連表現,プロトタイプ,カテゴリー

主要参考文献

  • 野田尚史,迫田久美子,渋谷勝己,小林典子(2001).『日本語学習者の文法習得』大修館書店.

研究業績

論文

  • 伊藤沙智子(2016).日本語教育テキストにおける接続助詞トの条件表現――漫画・評論・日本語教育テキストの用例比較から『日本語教育(韓国:韓国日本語教育学会)』75,33-54.
  • 伊藤沙智子(2015).日本語学習者の作文から見た作文教育の課題――繰り返される誤用の観点から『日本語文學(韓国:日本語文學会)』71,259-281.
  • 伊藤沙智子(2014).談話における反復表現・省略表現に着目したト条件文『日本語文學(韓国:日本語文学会)』65,39-62.
  • 伊藤沙智子(2013).学習者の頭の中にある言語項目セット――言語項目セットの関連づけ『日本言語文化(韓国:日本言語文化学会)』24,273-295.
  • 伊藤沙智子(2010).初級文法の類似表現「ナクテ/ナイデ」におけるグレーゾーン『日本語文学(韓国:日本語文学会)』49,103-124.
  • 伊藤沙智子(2007).接続助詞トの用法『日本文化論叢(第4回中日韓文化教育研究フォーラム編)』(pp.531-543)中国:大連理工大学.
  • 伊藤沙智子(2006).評論データにおける接続助詞トの用法『学習院大学 人文科学論集』15,71-92.

学会発表

  • 伊藤沙智子(2015年4月11日).「日本語学習者の作文から見た学習項目」日本語文學会韓國日本硏究總聯合會第4回國際學術大會및Symposium(慶北大学校,韓国).
  • 伊藤沙智子(2013年10月12日).「談話における反復表現・省略表現に着目したト条件文」日本語文學会2013年度秋季學術大會(大邱韓医大学校,韓国).
  • 伊藤沙智子(2012年11月10日).「学習者の頭の中にある言語項目セット――言語項目セットの関連づけ」韓国日本言語文化学会秋季国際学術大会(カトリック大学校,韓国).
  • 伊藤沙智子(2011年8月21日).「学習者の頭の中にある関連表現」世界日本語教育研究大会(天津外国語大学,中国).
  • 伊藤沙智子,大坪優,邱明易,黒崎佐仁子,仲野美佐子(2011年8月20日).「円滑なコミュニケーションにおける自己表現――就職活動における自己PRに着目して」(ポスター発表)世界日本語教育研究大会(天津外国語大学,中国).
  • 伊藤沙智子(2010年2月20日).「初級文法の類似表現『ナクテ/ナイデ』におけるグレーゾーン」日本語文学会2010冬季学術大会(蔚山大学校,韓国).
  • 伊藤沙智子(2006年10月14日).「因果関係がある接続助詞トの用法」東アジア日本学研究国際シンポジウム(洛陽外国語学院日本学教育センター,中国).
  • 伊藤沙智子(2006年9月17日).「接続助詞トの用法――マンガデータから見た一考察」第4回中日韓文化教育研究フォーラム(大連外国語学院,中国).

経歴

2012年9月~現在
韓国 韓国外国語大学校日本語大学日本言語文化学部 助教授
2012年4月~2012年8月
関東学院大学経済学部 非常勤講師
2010年9月~2012年8月
早稲田大学日本語教育研究センター インストラクター(非常勤)
2007年3月~2010年2月
韓国 啓明大学校人文大学日本語文学科 招聘専任講師