進学を希望される方へ

戸田貴子研究室(音声研)の活動については,常時このホームページに情報公開しています。

公平性を保つため,当研究室への進学希望者に対する個別面談は行なっておりません。

しかし,当研究室が主催する「日本語教育と音声」研究会に参加し,最新の研究動向について学んだり,研究会の運営に関わっているゼミ生と交流して情報を収集したりすることは可能です。当研究会は音声研究・音声教育に関心のある参加者に意見交流の機会を提供するということを目的のひとつとして掲げていますので,質問のある方は是非ご参加ください(次回お知らせ)。なお,日本語教育研究科では,例年大学院入試説明会で,担当者との個別相談会を実施しています。詳細は,事務所にお問い合わせください。

事前準備

音声研では,理論と実践の両輪を備えた研究基盤を構築し,研究成果を音声教育に応用することを目指しています。詳しくは「担当講義より」をご覧ください。参考資料としては,以下をご覧ください。

特に,テキストに付属の「教師用指導書」には発音指導の理論的背景と実践的側面の両方が解説されていますので,お勧めです。

また,音声習得研究の方法論と最新の研究成果を学ぶには以下の文献が必読です。

  • 戸田貴子(2003).外国人学習者の日本語特殊拍の習得『音声研究』7(2),70-83. [PDF: 500KB(編集委員会の承認を得て掲載)]

『音声研究』7巻2号は「音声の獲得」特集号で,第一言語獲得と第二言語獲得に関して各4本の論文が掲載されています。ぜひお読みください。

  • 戸田貴子(2007).日本語教育における促音の問題『音声研究』11(1),35-46.
  • 戸田貴子(編)(2008).『日本語教育と音声』くろしお出版.
  • 戸田貴子(2009).日本語教育における学習者音声の研究と音声教育実践『日本語教育』142,47-57.

事前講座

また,日本語教育について基礎から学びたい方や入試の準備をしたい方のために学内外に開かれている,早稲田大学日本語教育研究センターが開講する講座があります。

科目等履修については大学院のサイトをご覧ください。

研究支援について

音声研ゼミ生のための「お助けサイト」をご覧ください。

修士課程

入学後に音声学・音韻論の基礎から学ぶことができます。理論研究「音声・音韻I」を参照。

理論研究「音声・音韻II」では,音響分析を用いた実証的研究の方法論を学ぶことができます。音声解析ソフトを用いて,研究と教育への応用を目的とした実践的な学習を行います。

実践研究では,様々な母語を持つ日本語学習者を対象とした発音指導の実践を行ないます。

博士課程

博士課程では,各自の研究テーマに基づき研究発表や論文執筆などの研究活動を積極的に行っていきますので,出願時に論文業績を必要とします。

入学申し込み

申し込みについては,大学院のサイトをご参照ください。修士論文テーマ提出,修士論文計画書などの書式もダウンロードすることができます。