山本晋也(やまもと しんや)

2020年7月,博士号取得

研究テーマ

学位論文

  • 山本晋也(2020).『留学生のキャリア形成を支援する大学日本語教育の役割――キャリア形成プロセスの言語化を通じて』早稲田大学大学院日本語教育研究科博士学位論文.http://hdl.handle.net/2065/00074158
  • 山本晋也(2012).『日本語教師養成は何をめざすか――内省能力育成から,場づくりの体験へ』早稲田大学大学院日本語教育研究科修士論文.

業績

研究助成

  • 2019~2021年度.JSPS科学研究費(若手研究B:19k13252)『地方大学における留学生の就職支援のためのキャリア理論研究』研究代表者
  • 2015年度.徳山大学経済学会(教育貢献型研究助成事業)『学部留学生のコミュニティ参与に関わる基礎的研究』研究代表者

論文

  • 山本晋也(2020).留学生はいかに自身のキャリアを形成していくのか――留学・兵役・就職を経験した韓国人留学生の事例から『日本語教育研究(韓国日語教育学会)』51,133-148.(査読有)
  • 黄均均,山本晋也(2020).中国の大学日本語専攻者のキャリア形成を考える授業実践――一貫性のあるキャリア・ストーリーの構築を目指して『一橋日本語教育研究』8,25-38.(査読有)
  • 山本晋也(2019).留学生のキャリア形成プロセスとは何か――TEM及びTLMGによる可視化を通じて『早稲田大学日本語教育学』27,1-19.http://hdl.handle.net/2065/00063985(査読有)
  • 山本晋也(2018).言語・文化・キャリアの教育を巡る日本語教育の展望と課題『早稲田大学日本語教育学』25,41-60.http://hdl.handle.net/2065/00058468(査読有)
  • 山本晋也(2016).留学生は地域コミュニティへの参加をどのように経験しているのか――「市民向け外国語講座」の講師経験を事例として『徳山大学論叢』83,1-18.
  • 山本晋也,立部文崇(2016).留学生カリキュラムの再編とその実践的意義『徳山大学論叢』82,43-58.http://ypir.lib.yamaguchi-u.ac.jp/tu/metadata/979
  • 山本晋也,石橋孝明(2015).留学生チューター活動をめぐるアクションリサーチ――活動のPDCAサイクルの言語化から見えてきた成果と課題『徳山大学総合研究所紀要』37,115-130.
  • 立部文崇,山本晋也(2015).留学生による小学校児童への絵本の読み聞かせから考える留学生教育の可能性――2014年度「地域ゼミ」の振り返りを通じて『徳山大学総合研究所紀要』37,81-95.
  • 山本晋也(2014).「コミュニケーションの経験の場」としての日本語教室の意義――2013年度「日本語」Ⅰ~Ⅲの振り返りを通じて『徳山大学論叢』78,55-74.
  • 山本晋也(2013).日本語教師養成とそのあり方に関する一考察――養成担当者へのインタビューをてがかりとして『言語文化教育研究』11,204-220.http://hdl.handle.net/2065/38984
  • 山本晋也(2012).ピア・ラーニングを理念に掲げた教師養成を参加者はどう体験するのか――当惑,問い直し,変容のプロセスから実践構築へ『言語文化教育研究』10(3),57-76.http://gbkk.jpn.org/vol10.html#vol3
  • 山本晋也(2011).教育実習に見る授業の『計画,実践,振り返り』サイクルの再考――教育実習に参加した大学院生は実践をどう位置付けたか『言語文化教育研究』10(1),1-17.http://hdl.handle.net/2065/38973

著書

  • 山本晋也(2017).過去・現在・未来を描く――留学生のキャリア形成を考える.細川英雄,太田裕子(編)『キャリアデザインのための自己表現――過去・現在・未来を結ぶバイオグラフィー』(pp. 68-85)東京図書.
  • 山本晋也,細川英雄(2014).「生きることを考える」ための実践研究――高等教育機関における教師養成のあり方をめぐって.細川英雄,三代純平(編)『実践研究は何をめざすか――日本語教育における実践研究の意味と可能性』(pp. 311‐342)ココ出版.

研究発表(口頭)

  • 山本晋也(2017).「地方私立大学における留学生の就労支援を考える――キャリア形成プロセスの考察から」2017年度日本語教育学会秋季大会(新潟:朱鷺メッセ).
  • 山本晋也(2015).「『市民向け外国語講座』への参加がもたらす留学生の学び――留学生のコミュニティ参加という観点から」第20回留学生教育学会研究大会(東京:日本電子専門学校).
  • 山本晋也(2011a).「第三の立場にある教師養成は何を目指すか ―『実践枠組みの問い直し』に注目して」『早稲田大学日本語教育学会2011年度秋季大会研究発表資料集』(pp. 24-27)(東京:早稲田大学).
  • 山本晋也(2011b).「実践枠組みの問い直し――教育実習としての実践研究とその意義」『2011年度世界日本語教育研究大会(ICJLE)予稿集』(pp. 236-237)(中国:天津外国語大学)

研究発表(ポスター)

  • 山本晋也(2018).「国内就職を通じた留学生のキャリア形成プロセスの解明――地方大学における事例から」言語文化教育研究学会第4回年次大会(京都:立命館大学).
  • 山本晋也(2017).「留学生の進路選択プロセスのモデル化――複線径路等至性モデル(TEM)を用いて」2017年度日本語教育学会春季大会(東京:早稲田大学).
  • 山本晋也(2016).「留学生はコミュニティへの参加をいかに経験しているのか――複線径路等至性アプローチ(TEA)による過程の記述から」2016年度日本語教育学会中国地区研究集会(山口:山口大学).
  • 立部文崇,山本晋也(2014).「留学生と小学校児童との文化交流に期待すること――授業担当者・留学生・小学校担当者,三者からの視点を通じて」2014年度日本語教育学会中国地区研究集会(岡山:岡山大学).
  • 山本晋也(2012).「留学生は日本での留学生活をどう体験しているか――専門学校で学ぶ留学生へのインタビュー調査から」2012年度世界日本語教育研究大会(名古屋:名古屋大学).
  • 山本晋也,秋田美帆,山口友里恵,伊藤剛志(2011).「言語教育実践者による『自己発見』のプロセス」国際研究集会「言語教育とアイデンティティ――ことばの学びの連携と再編」(東京:早稲田大学).
  • 秋田美帆,山口友里恵,伊藤剛志,山本晋也(2010).「なぜという問いが持つ意義――日本語教育の視点から」『早稲田大学日本語教育学会2010年秋季大会企画・研究発表資料集』(pp. 8-9)(東京:早稲田大学).

書評

  • 山本晋也(2017).市嶋典子著「日本語教育における評価と実践研究――対話的アセスメント:価値の衝突と共有のプロセス」『早稲田日本語教育学』22,131-135.http://hdl.handle.net/2065/00054108

経歴

2016年4月~
徳山大学経済学部 准教授
2013年4月~2015年3月
徳山大学経済学部 特任講師
2012年9月~
早稲田大学大学院日本語教育研究科 博士後期課程
2012年8月~
ハノイ工科大学 常勤(専任)講師
2012年3月
早稲田大学大学院日本語教育研究科 修士課程修了
2011年4月~2012年7月
米山ファッションビジネス専門学校 非常勤講師
2007年10月~2010年3月
浙江桜花外語専修学校 常勤(専任)講師
2005年7月~2007年7月
JICA青年海外協力隊 日本語教師