研究内容・成果

当研究室への進学をお考えのみなさんへ

当研究室における主な研究トピックを列挙します。進学・研究室選択の参考資料としてご活用ください。

  • 定量的研究モデルを使った日本語教育学の研究
  • 日本語教育のための言語テストに関する研究
  • 大規模言語資源を使った日本語教育学への応用的研究
  • 応用認知言語学的視点に基づく日本語教育研究

※関連記事: 大学院生・修了生の研究テーマ

1.研究生として進学を希望する方へ

  • 早稲田大学の日本語教育研究科には研究生という制度はありません。
  • 研究生に近いものとして科目等履修生という制度があります。
  • 詳細はこちらをご覧ください。科目等履修生として早稲田大学で勉強することを希望する場合,教員の許可は必要ありませんので,担当教員に連絡する必要もありません。

2.修士課程への進学を希望する方へ

  • 修士課程に進学するためには,日本語教育研究科の入試をパスする必要があります。
  • 入試については,こちらをご覧ください
  • 公平性の観点から入学前の事前(の個別的)相談は研究科の合意としてしないルールになっています。ご理解ください。入学説明会などに参加し,情報収集されることをおすすめします。

3.博士課程への進学を希望する方へ

  • 博士課程に進学するためには,日本語教育研究科の入試をパスする必要があります。
  • 入試については,こちらをご覧ください
  • 公平性の観点から入学前の事前(の個別的)相談は研究科の合意としてしないルールになっています。ご理解ください。入学説明会などに参加し,情報収集されることをおすすめします。

4.日研生の皆さんへ:修士課程・博士課程で指導可能な領域

  • 日本語の言語テスト: テストを使って言語能力を測定する研究。
  • データ準拠の応用言語学: 統計的分析手法を用いて,データを処理し,応用言語学または第二言語習得に貢献する研究。
  • コーパスを利用した日本語教育研究: 大規模な言語データを計量的に分析し,日本語研究および日本語教育研究に役立てる研究。
  • eラーニング: ウェブを利用し,日本語を学習する環境を構築する研究。教材・教具のデザインに関する研究。

5.日研生の皆さんへ:研究指導の考え方

  • コンピュータの活用を推奨します。コンピュータリテラシーがないとだめということではありませんが,研究活動を円滑に行うためには重要な能力だと考えます。
  • 本研究科は日本語教育学に関する研究を主とする組織ですが,日本語学や理論言語学についての理解があるとないとでは,事実に対する見方,研究の生産性,議論の深みもかわってくると思います。日本語教育学だけに分野を限定せず,広い視点から自分の研究テーマを深めていくことが重要だと考えます。
  • 大規模なデータを扱った研究を推奨します。根気よくデータと付き合う姿勢,先入観なしでデータを捉え,分析していく力が重要だと考えます。
  • 積極的に研究成果を発信していく姿勢を評価します。学会参加や研究発表はできるだけしてください。
  • 研究仲間とのディスカッションによって自分の研究課題を明らかにしていく姿勢を評価します。

李在鎬(リジェホ)のプロフィール

専門
コーパス言語学,認知言語学,第二言語教育
学位
博士(人間環境学,京都大学)
所属学会
日本認知言語学会
計量国語学会(理事2010~)
日本言語学会(広報委員2009~2011)
言語処理学会
日本語教育学会(代議員2019~2023)
第二言語習得研究会(広報委員2016~)
産業日本語研究会(運営委員2020~)
主な職歴
2017~現在: 早稲田大学大学院日本語教育研究科教授
2016~2017: 早稲田大学大学院日本語教育研究科准教授
2011~2016: 筑波大学人文社会系(留学生センター)准教授
2009~2011: 独立行政法人国際交流基金日本語試験センター研究員
2005~2009: 独立行政法人情報通信研究機構 自然言語グループ研究員
受賞
2014年日本語教育学会奨励賞[受賞理由:PDF

※研究業績の詳細は,研究業績のページをご参考ください。