游 能睿(ユウ ノウエイ)
2008年秋入学
台湾の台北市出身です。二回目の日本留学です。一回目の留学生活を終え,国へ帰って,日本語教師の職につきました。台湾の大学で7年間,非常勤講師として日本語を教えていました。中国語で「教学相長」という四字熟語があります。教えているうちに,この熟語の「教えることは自分の修業にもなる」という意味の意味深さを改めて認識させられました。もっと専門的かつ体系的な知識や理論を身につけたい,そして理論的な根拠に基づいた実践をしたい,と思うようになって,もう一度大学院で勉強することにしました。
研究テーマ
日本語の語彙の意味を正しく理解しなければ,人の話を誤って違う意味で捉えてしまう可能性が高いです。逆に自分の意思を他人に伝えようとしても,正確に相手に伝わらない可能性もあると考えられます。ですから,日本と台湾で使われている漢字語彙の意味及び使用状況について,さらに詳しく研究・分析し,学習者により正確な意味と使い方を指導できたらと考えています。
修士論文では,日本語と台湾の國語,台湾語における同形語について調査を行いました。そして,今まであまり論じられなかった同形語の品詞についても,研究調査をしました。調査から得た結果を日本語教育の現場で生かせるように,同形語の指導法の提案を試みました。
日本語教育の現場で,どのような方法を用いて,こういった同形語を指導すればより効果的なのかを,今後の課題として引き続き研究したいと思います。
業績
論文
- 游能睿(2008).『日本語教育における日台同形語に関する一考察 ― 初級の二字漢字語を中心に』早稲田大学大学院日本語教育研究科修士論文(未公刊).
口頭発表
- 游能睿(2010年8月1日).「日中同形語と日台同形語からみた日本語初級語彙」2010年世界日本語教育大会(台湾:国立政治大学).
- 游能睿(2008年12月6日).「初級日本語教育における日台同形語 ― 二字漢字語を中心に」早稲田大学日本語学会2008年度後期研究会(早稲田大学).