合宿の記録

2009年 日本語教育研究科 合同夏合宿

2009年8月3日~5日(軽井沢セミナーハウス)

1日目

8時55分ごろ,合宿初体験の私はどきどきしながら,集合場所―大隈講堂前にやってきました。着いたとき,すでに大きい荷物を持っている何人かが集まっていました。全員が揃って,9時15分に軽井沢に向かって,バスが出発しました。

途中SAで昼食休憩を取っていました。残念なことに,昼ごはんをちゃんと食べる余裕がないかもと心配していた私はランチパックを買ってきたので,大評判の現地名物の釜めしと無縁でした(苦笑)。

バスが13時ちょっとでセミナーハウスにつきました。玄関のところで,食券と鍵を貰って,それぞれの部屋に入りました。4時間もバスの中に座り込んで,みんな疲れていましたが,一時間後に研究発表がある人が適当に荷物などを片付けて,発表の準備に入りました。

1日目の発表は14時30分から16時30分までの2時間にわたって,4つの教室に分かれて,8人が発表しました。私は発表がありませんでしたが,自分が興味のある2か所に行ってきて,先輩たちの素晴らしい発表を聞きました。

長距離のバスを経て,緊張感あふれる研究発表が終わって,ようやくリラックスタイムがやってきました。さすが先輩たち,頑張って火を起こしてくれて,バーベキューが本格的に始まりました。今回は食材が豊富で,山の幸も海の幸も置く場所がないほどバランスよく用意してもらいました。もちろん,主役としてのお酒も登場しました。最初は先生と一緒に飲んだり,食べたりするのが恥ずかしかったけれど,しばらくたつと,緊張が解け,いろんなお話に花を咲かせました。先輩の一人がこの場で,幸せな結婚発表もしましたよ。うらやましい~ですよ。

22時から映画の放映があるので,陣取りしなきゃと思っていたけど,同期の友達と二人で教室にかけつけた時,どうも人気がなさそうで,数人しか集まっていなかったです。おかげさまで,少人数の映画観賞ができました。とても面白かった映画なので,笑い声が止まりませんでした。

2日目

6時から吉岡先生と野球の練習がありましたが,なかなか起きられなくて,ぎりぎりラジオ体操の時間に間に合いました。その前に,人生2回目のキャッチボールもやってみました。ラジオ体操に参加して,かわいい熊ちゃんのハンコを押してもらいましたよ。

朝からすがすがしい空気を吸って,元気が出てきました。朝食が終わって,9時から研究発表が始まりました。同じく4つの教室に分けられていましたが,昨日と違って,今日はポスター発表があります。発表者がポスターや説明などにいろいろ工夫していて,内容が分かりやすかったです。個人発表のほうは内容もなかなか面白いし,発表の内容についてもいろんな意見が出てきたし,大変勉強になりました。一人の発表は50分しかないので,時間がちょっと足りないと感じました。次回,自分もこの場で発表してみたいと思っています。

夜の共同演習のテーマは「教師と学習者の考えのずれ」でした。グループに分かれて話し合っていました。私のグループはピチピチギャルズと名前をつけました。どう話し合うか,何について話し合うかと議論に入る前にめちゃくちゃ心配していましたが,予想以上に話が盛り上がって,時間が足りなかったです。各グループが面白いグループ名をつけて,それぞれのトピックをポスータに分かりやすくまとめました。同時進行形で自然世界のホスト―蚊やブヨなどとの戦いも白熱していました(笑)。

3日目

夏合宿の最後の日がやってきました。8時半から全体の振り返りを行い,荷造りと部屋の片づけが終わって,帰り道につきました。みなが楽しめる充実した2泊3日の夏合宿でした。また,来年の夏合宿を楽しみにしています。(り)

2009年 教育文法研究室・待遇コミュニケーション研究室 合同夏合宿

2009年3月26~27日(鎌倉)

鎌倉の温泉宿にて,待遇コミュニケーション研究室の方々も交えて合宿が行われました。他の研究室のテーマを知り,異なる観点から意見交換をすることができ,毎週のゼミとはまた違ったヒントを得た貴重な2日間でした。おいしい料理とお湯に浸かりながら,研究室が異なり研究テーマも異なれど,日本語教育という同じ土俵で相通じる点が多いと,改めて感じることのできた合宿でした。(ふ)

2008年 日本語教育研究科 合同夏合宿

2008年8月4日~6日(軽井沢セミナーハウス

9時10分,大隈会館の前に集まって,9時半にバスで軽井沢セミナーハウスに向かいました。私は初めて参加したので,本当にどきどきしていました。午後1時半に軽井沢セミナーハウスに到着しました。第一印象は,「夏なのに,このような涼しい天気に恵まれて,蒸し暑い東京を離れられて良かった」です。避難暑として最高な所でした。

到着後,くじで部屋を分けました。4時間のバス移動で疲れていましたが,すぐに発表の準備などを始めました。今年の発表者は去年と比べて,4人減ったそうです(16人だけ)。 発表の形は,個人発表もグループの発表もありました。内容は様々でしたが,ほとんど修論に関するものでした。参加する前の私のイメージは,「夏合宿での発表も,日本語教育学会などでの発表のようなものだ」だったので,なかなか自信が出せなくて発表しないことにしたのですが,実際の発表は,「修論に関して自分が抱えている困難点・問題点などを打ち明け,先生や他の研究室の皆からいろいろな指摘・コメントなどをいただく場」でした。

発表する時間は一人50分でしたが,10分から15分発表して,残りの時間は質疑応答の時間でした。それでも,会場全ての人の意見を聞けずに終わってしまった発表もありました。しかし,発表者に自分の意見を言えなかった人の中には,後で直接本人に意見を伝えていた人もいたようです。今後は一時間の発表時間が欲しいという声も聞こえました。このような発表の機会を設けられることは,とてもよいことだと思います。次は,自分も勇気を出して発表できるように頑張りたいと思います。

次の日には,オープン演習の時間がありました。今年の課題は,「研究室が果たすべき意義は何か」「具体的な研究内容は何か」「研究室の課題は何か」で,それぞれ研究室ごとに集まり,ディスカッション及びポスター作成をしました。教育文法研究室は,抽象的で深い意味を持ったポスターを作成したので,ちょっと説明しただけでは,なかなか分かってもらえず,たくさんの突っ込みをいただきました。けれども,「たくさん質問が来るポスターはいいポスターだ」が,その時の私たちの信条でした(笑)。

短い2日間でしたが,留学生の私にとっては,有意義な時間だったと思います。普段,他の研究室の皆と交流するチャンスは,なかなかないので,このような機会に,皆との距離を縮め,自分の研究や自分の人生などもお互いに分ち合うことができ,とても良かったと思いました。(フ)

2008年 教育文法研究室 春合宿

2008年3月26~27日(箱根)

箱根に着いてから,夜遅くまで発表が続きました。ですが,時間の経つことが感じられないぐらい本当に面白い発表ばかりでした。今回は他の研究室の方も参加してくださって,様々な発表も聞くことができました。とても楽しかったです。自分の発表ではいろんなコメントもいただき,大変勉強になりました。旅館の人も親切で食事も本当においしかったです。箱根の景色は最高! 幹事をしてくださった黒崎さん,お疲れ様でした。(ギ)

2007年 日本語教育研究科 合同夏合宿

2007年8月1日~3日(軽井沢セミナーハウス

一日目は,朝の9時に大隈会館前からバスに乗って,昼ごろに軽井沢のセミナーハウスに着きました。午後から一人20分の個人発表があって,研究室の外の人からコメントをもらえるとてもいい機会でした。

私はそのとき教授法の授業の期末レポートを書いていましたので,「同時に二つの言語を教えるとは?-新しい教授法の試み-」というタイトルで,CLL教授法を適応し,同時に二つの言語を教える新たな教室作りの試みについて発表しました。ブルガリア語を学びたい日本人と日本語を学びたいブルガリア人のランゲージ・エクスチェンジをCLL教授法で支援した時の要素や出会った問題を発表し,それをどのように論文にまとめればいいかなどについて,色々貴重なご指摘をいただきました。

同じ研究室の小西さんは「どうしてこれが小説ってわかるの?――状況と言語の関係をいかに記述し,提示するか」というタイトルで発表をしました。

その後,音声から待遇コミュニケーションなど様々な分野の発表が聞けました。他の院生たちは何を研究しているか,研究にあたって出会った問題をどのように解決していくのかを知るのにとてもいいチャンスでした。さらに,研究室が違うので普段発表が聞けないけれど,私の修士論文テーマと近い研究をしている院生とディスカッションができたので,真に研究室の壁を越えて学術的交流を深めるといったこの合宿の第一目的は達成できたと感じました。

次の日,オープン演習での実践のあり方について討論して,自分が出た実践の授業を紹介しあって,これから受ける実践を選ぶのにとてもためになる演習だったのではないかと思います。

勉強だけでなく,1日目の夜はバーベキューがあって,2日目はサイクリングで温泉へ行って友達と楽しく時間が過ごせる合宿のリクリエーションも充実していました。(ベ)

2007年春 教授法研究室主催の合同合宿

2007年3月7日~3月9日(伊豆川奈セミナーハウス

伊豆川奈セミナーハウスで行なわれた教授法研究室が主催した合宿。三日間にわたり,個人発表(一人:発表10分質疑応答10分)やレクリエーション(城ヶ崎海岸国立公園を散歩,近くの小室山登り,宴会と川口先生の誕生日お祝い)など,勉強と遊びを両方充実させた合宿でした。

色々な人の発表やコメントが聞けて,学べることが山ほどあります。自分の研究分野以外の世界を知って,毎週ゼミで会う人以外のコメントやアドバイスをもらえるチャンス。また,他の人の発表に刺激されて,もっと頑張ろうという気持ちも沸いてきます。早稲田大学日本語教育学会で発表する人の小リハーサルにもなりました。

学期中では同期生や自分の研究室と会って,交流する機会がそれほどないですが,合宿では新しい友達と楽しく時間を過ごせます。合宿参加には社交的な性格とトレッキング・シューズが必須。(対宴会では手が揺れていないことも勝負に役に立ちます)。

来年もまた行きましょう。(ベ)

2007年 日本語教育研究科 合同春合宿

2007年3月22~23日(奥秩父)

奥秩父の秘湯にて,教育文法研究室と地域日本語教育研究室との合同合宿が行われました。研究室のプロジェクタも持参した本格的な勉強会では,普段なかなか聞くチャンスのない他研究室の話を聞くことができ,大変有意義でした。おいしい料理に舌鼓をうち,こたつを囲んで談笑し,温泉で星を眺めながら日本語教育について語り合う,大変印象深い合宿となりました。(こ)

2006年 日本語教育研究科 合同夏合宿

2006年8月1日~3日(軽井沢セミナーハウス

「2006年・夏合宿」日本語教育研究科全研究室合同の夏合宿が行われました。

毎年,研究科の行事として夏合宿が行われてきましたが,教育文法研究室は初の参加,しかも,研究室にとって初めてのイベントとなりました。ゼミの大半は研究室単位で行われましたが,1日目の午後,公開ゼミの時間を持つことができました。当研究室では,「『茶漉』で遊ぼう!」と題して,コーパス検索のデモンストレーションを行いました。11期生の2人が大活躍! また,文章談話研究室の皆さんと一緒にゼミの時間を過ごしました。2日目の昼は,小林先生の愛車でドライブ,軽井沢探訪,軽井沢名物のジャム,お焼き…。夜は合同で宴会,さらに宴会分科会…と,研究室を超えた交流の機会となりました。(ひ)