活動の報告

第7回 わにっ子ワンディキャンプを開催

恒例のわにっ子ワンデイキャンプが,今年も開かれました。以下,2006年7月17日に実施された第7回の模様を報告します。当日は,シトシトと雨が降る中,幼稚園生から中学生まで約25名の子どもたちとボランティアのみなさん,院生が元気に活動しました。受付前のエレベータが開くと,元気に「こんにちは」と声をかけてくれる子,恥ずかしそうに会場に入っていく子,様々ですがゲームが始まるとみんなの笑顔は満開!楽しい一日を予感させてくれました。

第7回を迎える今回の活動は「劇作り」でした。まずは,みんなで一緒にゲームで盛り上がり仲良くなったあと,日本語を母語とする子もしない子も一緒に縦割りのグループを作ります。そこで,「おばけが大好きな主人公モモちゃん」がでてくる劇を院生が途中まで演じました。3つのグループに分かれた子どもたちは,ボランティアのみなさんと一緒にことばによるコミュニケーションの中でその続きのストーリーを考え,劇を作りました。今回は初の試みとして,そのみんなで考えた劇を保護者の皆様にもご覧頂こうということで,最後に「わにっ子発表会」を開きました。発表会では,工夫をこらした衣装や奇想天外なストーリー,そしてなによりもボランティアの方々も含めみんなで一緒に頑張っている姿が印象的でした。そして劇の発表が終わったあとのみんなの顔は,安堵感と共に満足感が感じられる素敵な笑顔でした。

第7回わにっ子ワンデイキャンプは,母語や年齢などが違う人と一緒にことばを使った相互の関わりの中で何かを作り上げること,を目標としていました。短い時間の中で小さい子どもたちをまとめ,ストーリーを考えることはいくら高学年や中学生であっても大変なことですが,上手に年下の子どもたちの意見を取り入れながら劇を作り上げていく姿はとても頼もしかったです。また,幼稚園生や低学年の子どもたちも,自分たちなりにお手伝いをして楽しみながら活動に参加していました。このように,普段はなかなか接点のない年の離れた友だちと,話し合いながら一緒に何かを作り上げるということは貴重な体験となったのではないでしょうか。一方で,動機付けや活動の進め方など課題が見えてきた部分もあります。わにっ子ワンデイキャンプは全力で取り組みその中からまた課題を見つけ,毎回成長し続ける活動でありたいと考え,第8回に向けて始動します!今回も学内外のボランティアの方々が約25名参加してくれました。お礼を申し上げるとともに,次回もぜひまたわにっ子ワンデイキャンプを一緒に作り上げていただければと思います。(引地麻里)

[2006/08/18]