6.鈴鹿市の7つの小学校で「日本語教育支援システム研修会」開かれる!

鈴鹿市教育委員会と早稲田大学は,この夏,JSL教育に関する連携研修会を開催しました。

早稲田大学大学院日本語教育研究科の教員と大学院生およびその修了生が,鈴鹿市を訪れ,

  1. 小学校の先生方とJSL児童への日本語教育の教材開発を協議すること
  2. 小学校におけるJSL児童への指導のしかたについて教員全員と協議すること

を主な目的に8月と9月に行われました。早稲田側の参加者は大学院の教員3名,大学院生9名,修了生1名,鈴鹿市側の参加小学校は7校でした。

院生らは事前に用意した教材(リライト教材や教室活動案,教具など)をもとに小学校の日本語指導担当の先生方と活発な協議を行いました。また各学校で行われた研修会では在籍クラスでの指導の方法や留意点について質疑応答があり,早稲田側の教員からも助言がありました。また,2008年7月に行われたJSLバンドスケールによる鈴鹿市全域の小中学校に在籍するJSL児童生徒の日本語能力調査の結果についても報告され,活発な協議が行われました。

7つの小学校で行われた9月の研修会については,以下の研修会報告書をご参照ください。

研修会報告書