Aussie Life体験記

諏訪直子(研究内容紹介

第2回 2007年3月

MGSは,授業以外の活動が盛んな学校だと思う。1学期もシェイクスピアの劇やオーケストラの演奏会,レガッタのレースをはじめ,いくつもの活動があった。

その中でも,校外授業に飛び入り参加したした際のエピソードを紹介したい。

校外見学@Churchill National Park

3月下旬,9年生を対象とする生物の校外授業があった。学校の食堂で朝食を食べていたところ,当初校外見学に参加する予定だった先生が休んでしまったため,一緒に行く大人が必要であるとのことから,中国語のアシスタントとともに借り出された。何がなんだかわからないままバスに乗り込み,バスの中で事情を説明してもらっていると,バスが右側から走ってきた乗用車にドーン!と激突。交通事故である。何度も海外旅行をしているが,外国で交通事故にあったのは初めてだった。幸いケガ人はなく,(オーストラリアは,全ての席でシートベルトを着用しなくてはならない)運転手は慌てることなく乗用車の運転手のもとに行き,何やら交渉した後,何事もなかったようにバスに戻ってきた。子どもたちは立ち上がり身を乗り出してその様子を見ていたが,帰着時間が決まっていて先を急ぐ必要があったせいか,運転手と先生は驚くほど冷静で,再びバスは出発した。

野生のカンガルーMGSから40~50分ほどのところのNational Parkに到着した。そこでは班ごとに気温,風速などを測定し,木の観察を行う授業のようだった。公園の中は砂利道や勾配のきつい山道もあり,とんでもないところに連れてこられてしまった…と思っていると,木の陰で茶色い物体が動いているのが見えた。野生のカンガルーである。こちらの気配に気づくと,ピョンピョンと飛び跳ねて行ってしまった。思わぬ出来事に感激していると,生物の先生に「来てよかったでしょ」と声をかけられた。借り出された際は,「Thank you」を連発して申し訳なさそうにしていた先生だか,野生のカンガルーに遭遇することができ,このときばかりは先生の顔が誇らしげに見えた。

この日は朝から校外見学の参加にはじまり,交通事故とカンガルーとの遭遇という,ハプニング続きの1日だったが,教室内では絶対に経験することのできない貴重な思い出となった。

日本語アシスタントのホリデーの過ごし方(1)

フラワーショーシティの北にある,カールトンガーデンで行われたフラワーショーに行ってみた。日本でも,このようなフラワーショーやガーデニングショーに行ったことはあるが,やはりここはオーストラリア。規模が違う。展示されている作品の数も多ければ,一つ一つの作品ごとのブースが広く,ルールにとらわれることなく独創的で豪快だと感じた。

日本庭園展示されているものの他に,様々な植物やガーデニング用品が販売されていた。珍しいものでは,プールや噴水を作るための道具やBBQのためのセットもあった。入場料が2,000円近くするにも関わらず大盛況で,オーストラリア人のガーデニングに対する関心の高さが伺えた。中には,「鹿威し」がついた日本庭園の展示もあり,熱心に販売業者の話を聞いている人もいた。展示されていたフラワーアレンジメントにも,松を使ったものや和室をイメージしたものもあり,日本に対する関心も高いように思えた。見慣れた日本庭園だが,思わずカメラを向けてしまった。何かが違う気もするが,気のせいだろうか。(石が白すぎるのが不自然なのだろうか…。)

日本語アシスタントのホリデーの過ごし方(2)

Williamstownシティからフェリーに乗り,Williamstownという港町に行った。フェリーには,観光客が大勢乗っており,大変賑やかだった。このWilliamstownは,1835年にできた港町でヨットハーバーもあり,観光地としても有名な町である。歴史を感じさせる古い建造物も残されている。湾を挟んで奥に見えるのがメルボルン市内である。この景色を見ながら,カフェでのんびりすることは本当に贅沢な時間だと思った。

メルボルンは日に日に寒くなっている。冬は雨の多い時期でもあるそうだ。(水不足なので,恵みの雨となるだろう。)せっかくの,ホリデー。気候の良いうちに,メルボルンの隅々まで足を運びたいと思っている。

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