39期生(2020年度4月入学)

塚本 祥子(つかもと しょうこ)

研究・関心

複数言語環境で育つ幼児のことばの力の育成に関して研究を行なっていきたいと考えています。海外の複言語子育て家庭に遠隔実践を行うなかで、幼児の主体性が発揮されることばの活動とはどのようなものかを模索しています。教育実践者として、幼児がこれから生きていく上で必要になる、自分を表現したり他者と関わったりするためのことばの力をどのように育むことができるかについて考察していきたいです。

自己紹介

上智大学外国語学部英語学科卒業(言語研究コース)

日本語教育に関心を持つようになったのは、高校時代にアメリカで日本語を学習している高校生たちに出会い、自国の文化やことばを伝える魅力に気がついたことがきっかけです。大学では、日本語教育関連の講義を履修しながら、留学生の会話能力向上のための日本語指導員を務めました。また、子どもと関わることが好きなため、子育て支援サークルに所属し、保育士資格も取得しました。外国につながる子どもたちの学習支援ボランティアとして活動したこともあります。ハワイ大学に留学した際は、第二言語習得について学ぶとともに、多様性にあふれた日本語教育の現場を体験しました。大学卒業後、年少者日本語教育を専門的に学ぶため、日本語教育研究科に進学しました。