川上郁雄の研究紹介・業績

photo:幼少期より複数言語環境で成長する子どもたちが世界各地で増加しています。私はそれらの子どもたちを「移動する子ども」という分析概念で捉え,その子どもたちのことばの教育に関する多様な研究課題を日本語教育の視点から考えています。

日本国内外で成長する子どもたちの日本語教育は「移動する時代」のグローバル・イシューであり,「移動する子ども」学は子どもから老人まで含む新しい研究領域なのです。

プロフィール

専門
日本語教育,文化人類学
博士論文
川上郁雄(1997).『在日ベトナム人社会の研究』大阪大学博士論文.
e-mail
kawakami@waseda.jp
主な経歴
2003~現在: 早稲田大学大学院日本語教育研究科 教授
2002~2003年: 早稲田大学日本語研究教育センター 教授
1999~2002年: 宮城教育大学 教授
1993~1999年: 宮城教育大学 助教授
1997年: 大阪大学より博士(文学)の学位を取得。
1990~1992年: オーストラリア・クイーンズランド州教育省 日本語教育アドバイザー(国際交流基金派遣日本語教育専門家)
1990年: 大阪大学大学院文学研究科博士課程 単位取得。