博士後期課程(2005年度4月入学)

飯野令子(いいの れいこ)

国際交流基金の派遣で2005年6月よりハンガリーへ。初等中等教育レベルの日本語教師研修に関わる(報告:「ハンガリーより」)。

研究・関心

日本国外の初等中等教育段階の日本語教育の目的について考えています。そして,日本国外の非母語話者日本語教師のみなさんと話し合う中で,現地の子どもたちの力を育てる日本語教育を実現していきたいと考えています。また,そのための教師研修の方法についても考えていきたいと思います。

自己紹介

日本語教師生活はもう8年(日本4年,中国4年)になりました。日本国外の小学校や中学校の日本語教師研修などには以前から関わっていましたが,日本国内の子どもの日本語教育について勉強したり,子どもに直接教えたりすることは,修士課程に入ってから経験しました。その経験が,私が今後かかわっていく日本国外の子どもに対する日本語教育,あるいは成人に対する日本語教育にも広がりや深みを与えてくれると思います。2005年からは,ハンガリーという新しい場所で,研究と実践に取り組んでいきます。

論文

齋藤恵(さいとう めぐみ)

博士課程進学,所沢の中国帰国者定着促進センターで日本語講師として勤務。大人と子どもを対象にした日本語教育に従事。(報告:「中国帰国者定着促進センターで」

興味・関心

「スキャフォールディング」を理念とする年少者JSL教育の構築について。「日本語を母語としない子どもたち」が日本の学校の中で自己表現をしながら,また,学校や社会に参加しながら学び成長することを,日本語教育はどのように支援できるのか,という観点から,年少者日本語教育実践における「スキャフォールディング」のあり方を研究しています。

自己紹介

栃木県宇都宮市出身。国際基督教大学教養学部で日本語教育副専攻課程と英語科教職課程を学びました。学部卒業後,大学受験予備校の教務部門に勤務し高校生向けの講座企画や教材制作に3年半携わりました。進学のために退職し修士課程に入学。1年間のオーストラリア留学期間を含めて修士課程を3年かけて修了しました。

2005年4月~現在 中国帰国者定着促進センター(所沢市)の日本語講師として勤務。帰国者センターでは、主に小学生・中学生からなる「子どもクラス」を担当し、カリキュラムの作成や日々の授業作りに従事しています。

2005年4月~2007年9月 早稲田大学大学院日本語教育研究科博士後期課程に在籍(2007年9月中途退学)。帰国者センターでの教育実践を通して,私の研究テーマである「スキャフォールディング」への理解をさらに深め,実践の中で考えたことを,博士論文にも還元していきたいと考えています。今後も,実践研究者として,また,博士の学位取得を目指して実践・研究を続けていきたいと思っています。

論文・ほか