【更新情報 ― 川上郁雄 教授】

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お知らせ

【参加者募集】第1回 関東:年少者日本語教育研究フォーラム

いま,日本国内ではJSLの子どもへの日本語教育が注目されています。また日本国外では外国語として日本語を学ぶ子どもが150万人以上います。さらに海外で暮らす日本人の子どもや日系の子どもが継承語として日本語を学んでいます。

これらの年少者日本語教育について,みなさんの研究を発表する場所としてこのフォーラムを開くことにしました。卒論,修士論文,博士論文だけではなく日頃の実践で考えたこと,感じたことなど,何でもまとめて発表し,関東圏の実践者相互の交流と連携を強めていく機会にしてほしいと思います。

ポスター「関東:年少者日本語教育研究フォーラム」

どなたでもご参加できますので,どうぞふるってご参加下さい[事前登録不要・参加無料]。

参考:募集要領 ― 締め切りました(1月29日締切)

  • 子どもの日本語教育に携わる人なら誰でも発表できます。
  • 発表時間は20分。つづいて質疑応答(20分)。
  • 発表希望者は,氏名と発表タイトル,所属,発表概要(200字程度)を明記のうえ,以下まで,メールでお申し込みください。なお,氏名等は,そのまま研究会WEBサイト(近日公開)に公表され,当日のプログラムに印刷されます。
  • 締切は,2010年1月29日(金)
  • 申込先:kodomo-nihongo@list.waseda.jp

【参加者募集】2月27日:年少者日本語教育フォーラム@名古屋
「鈴鹿モデル」の挑戦 ― 「鈴鹿モデル」は他の地域に応用できるのか

ポスター「年少者日本語教育フォーラム@名古屋」今,注目されている「鈴鹿モデル」をめぐり,国,地方教育委員会,大学が一堂に会し,

  1. 地域のJSL児童生徒の教育支援システムの現状と課題を考え,
  2. 「鈴鹿モデル」を検証し,
  3. 「鈴鹿モデル」を他の地域に応用する可能性について

熱く議論を交わすフォーラムです。(参考記事:「鈴鹿市JSLバンドスケール・プロジェクト」)

  • 2010年2月27日(土)13:00~17:00
  • 名古屋市「安保ホール」301室(名古屋駅徒歩2分)[アクセス
  • 招聘パネリスト
    • 文部科学副大臣 中川正春氏
    • 文部科学省国際教育課長 中井一浩氏
    • 三重県鈴鹿市教育委員会 水井健次教育長
    • 美濃加茂市教育委員会 林伍彦教育長
    • 群馬県太田市教育委員会 根岸親氏
    • 可児市教育委員会 岩崎千宏氏
    • 東京都目黒区教育委員会 高藤浩氏
  • 主催: 早稲田大学日本語教育研究科
  • 後援: 文部科学省,鈴鹿市教育委員会,年少者日本語教育学を考える会

プログラム

  • 趣旨説明(13:00~13:10): 川上郁雄(早稲田大学大学院日本語教育研究科教授)
  • 第1部: 「鈴鹿モデル」とは何か(13:10~13:40)
    • 三重県鈴鹿市の「JSL児童生徒のための教育支援システム:鈴鹿モデル」の紹介
    • 水井健次鈴鹿市教育長の基調講演および早稲田大学制作DVDの紹介
  • 第2部: パネルセッション「鈴鹿モデルは応用可能か」(1)(13:45~14:45)
    • 招聘パネリストによる議論
  • 第3部: ワークショップ「鈴鹿モデルは応用可能か」(2)(15:00~15:45)
    • 参加者をグループに分け,協議を行う。
    • 参加予定者: 齋藤ひろみ氏(東京学芸大),石井恵理子氏(東京女子大学),野山広氏(国立国語研究所),中川智子氏(鈴鹿市教育委員会),河上加苗氏(目黒区教育委員会),宮崎里司(早稲田大学大学院日本語教育研究科教授)ほか
  • 第4部:総合討論(15:50~16:45)
    • 招聘パネリストとフロアーの全体討論
  • 総括(16:45~17:00)
    • 総括と今後の行動計画

【ニュース】「定住外国人の子どもの教育等に関する政策懇談会」が開催されました

中川正春文部科学副大臣が主宰する「定住外国人の子どもの教育等に関する政策懇談会」が,2010年1月から4回,文部科学省で開催され,招聘された各方面の専門家が政策提言を行いました。

詳しい意見,提言等は以下の文部科学省WEBサイト「審議会情報」コーナーで公開されます。

2010年2月5日の第4回懇談会には,早稲田大学大学院日本語教育研究科より川上郁雄教授,宮崎里司教授が出席し,意見を述べました。(議事録は近日公開)

参考記事

【全文公開】『WEB版リテラシーズ』6(2) くろしお出版(2009)

「ことば・文化・社会の日本語教育へ」むけ,リテラシーズ育成教育の最先端を掲載するUp To Dateな論文誌,『WEB版リテラシーズ』の6巻2号が公開されています。

掲載論文は,

  • 論文「複言語状況におけるブリコラージュが意味するもの ─ 工学系の2つの共同体における事例から」/村田晶子(コロンビア大学教育大学院)
  • 論文「プロセス的評価,主体的評価はどのような授業設計で可能か ─ 学習者と教師が共に評価について考える意味をめぐって」/市嶋典子(早稲田大学日本語教育研究センター)
  • 教育研究ノート「複合アイデンティティと日本語教育研究」/羽鳥(江頭)玲子(津田塾大学大学院文学研究科)

の3本です。ぜひ「リテラシーズ」のWEBサイトからダウンロードの上ご一読ください。(次回の投稿締め切りは4月末日です。)

  • くろしお出版「リテラシーズ」WEBサイト: http://literacies.9640.jp/
  • お問い合わせ:literacies@9640.jp(「リテラシーズ」事務局)

【新刊】『海の向こうの「移動する子どもたち」と日本語教育 ― 動態性の年少者日本語教育学』

表紙:『海の向こうの「移動する子どもたち」と日本語教育』
  • 川上郁雄(編・著)
  • 明石書店より2009年09月刊
  • 246p,21cm
  • 3,465円(税込)
  • ISBN:978-4-7503-3061-7
書評が届きました。
三輪聖(2010).「移動するこども」にとって意味のある日本語を問い直す ― ドイツで日本語を教える視点から.http://www.gsjal.jp/kaweakami/miwa.html

「移動する子ども」シリーズ,第3弾の論文集が明石書店より刊行されました。本書の特徴とねらいは,以下の通りです。

  • 日本国外で日本語を学ぶ子どもたちを対象にした教育について,授業実践,調査,インタビュー等にもとづき,考察した10遍の論考が収録されています。
  • 実践と考察を行った国は,タイ,ペルー,米国,オーストラリア,イギリス,韓国,中国,ハンガリー。
  • 執筆者は,これらの国で実践,調査を実際に行い,それを踏まえた考察を行っている点で,画期的な論文集となりました。
  • 本書を貫くテーマは,「移動する子どもたち」。グローバル化と人口移動により,従来の「継承日本語教育」や「外国語としての日本語教育」が変貌している実態を浮き彫りにした点でも,極めてユニークな本と言えます。
  • 視点は,「動態性」「主体性」「移動」「内省」「認識」「成長」。これらから,年少者日本語教育の実践の新たなあり方を提起しています。
  • 子どもを囲む環境と,日本語教師自身の成長を軸に,時代の変化にどう対応したらよいかを問いかけます。今,「移動する時代」に生きる子どもたちに必要な日本語教育の実践を新たに構想する時期に来ています。「動態性の年少者日本語教育」!!それは,まさに時代を切り開く視点です。

参考:「移動する子ども」シリーズ

  1. 『「移動する子どもたち」と日本語教育 ― 日本語を母語としない子どもへのことばの教育を考える』
  2. 『「移動する子どもたち」の考える力とリテラシー ― 主体性の年少者日本語教育学』

【ニュース】文部科学省,中川正春副大臣と会談

去る2009年11月9日(月),川上郁雄と宮崎里司(いずれも日本語教育研究科教授)が,中川正春文部科学省副大臣を文部科学省に訪ね,約1時間,会談を行いました。会談では,JSL児童生徒の教育の課題への対応を国としてどうするかについて,活発な意見交流が行われました。

写真:中川文部副大臣と会談三重県鈴鹿市を地元とする中川副大臣は,開口一番,「JSLバンドスケールはいいですね」と言われ,すでに早稲田と協定を結び実践を展開している「鈴鹿モデル」についてもご存知の様子で,私たちの取り組みに理解と関心を示されました。(写真:右から宮崎教授,中川副大臣,川上教授,安藤さん・早大院生)

また,中川副大臣は今後,これらのJSL児童生徒の教育への政策立案のための懇談会を設置し,専門家等の意見を聞くなど積極的に考えていきたいのでぜひ協力してほしいとも話されていました。

2009年11月11日(水),中川副大臣が「懇談会」設置を決定したとインターネットで報道されました。今後の動向が注目されます。

参考記事

【研究集会報告】「年少者日本語教育学を考える会」第6回研究集会

2009年11月1日(日)「年少者日本語教育学を考える会」第6回研究集会が早稲田大学で開催されました。

写真:「年少者日本語教育学を考える会」第6回研究集会井口翔子さん(早稲田大学大学院日本語教育研究科修士課程2年)の研究発表「支援者の「内容」に対する意識と実践の変容過程―短期滞在のJSL中学生に必要な日本語支援とは何かを考える」(写真)ほか,2つの研究発表と,當眞千賀子先生(九州大学)の講演をもとに,研究集会のテーマ「実践をどう語り,どう伝えるか」を,参加した40名とともに議論を行いました。三重県鈴鹿市の小学校の先生方をはじめ,学校現場に関わる人も多数参加されました。