研究支援心得
1. 研究支援の目的
言語文化教育研究室メンバー一人一人が,学習者の言語活動を支援する言語学習環境設計者をめざすことを目的とし,人が言語・文化を習得するとは何かを考え,その習得のメカニズム解明を追究するとともに,言語学習環境の組織化と支援のための実践とその方法論を体得する。
2. 研究支援の計画と方法
第1期:体験期
言語活動を体験・観察する。
- 理論研究(水5)理論的枠組みの理解
- 実践研究(金1)観察と分析
- 研究講座「言語文化」(水3)体験
- 「考えるための日本語」(オンデマンド)体験
第2期:分析期
言語活動の観察結果を分析する。
- 演習Ⅰ 核論文執筆(1)
第3期:解釈期
言語活動の観察・分析をもとに,自らの解釈を形成する。
- 演習Ⅱ 核論文執筆(2)
第4期:表現期
自らの解釈をもとに,その成果を表現する。
- 演習Ⅲ 修士論文提出
3. 研究支援の特色
この研究支援のキーワードは,以下の3点である。
- 一人一人のオリジナリティ
- 実践からの視点
- 他者を説得しうる自己表現
第1~4期を通して,具体的な言語活動実践にもとづく日本語教育のための固有の視点を明確にし,研究室メンバー一人一人が,「私」はどのような言語学習環境をつくるのかという実践にもとづく理念形成をめざすことがこの研究支援の特色と言えよう。
先行研究や既成概念に対して常に「なぜ」と問う研究意識から出発し,柔軟な複眼思考による批判精神を自覚するとともに,さまざまなインターアクションを通して,他者を説得し納得させるための論理とそのための確かな自己表現を確立するよう研究支援を行う。
4. 研究支援スケジュール
| 春入学の場合 | 秋入学の場合 | ||
|---|---|---|---|
| 1期 | 7月末「研究法」計画書 | 1期 | 1月末「研究法」計画書 |
| 2期 | 10月下旬 テーマ提出(主査・副査決定) | 2期 | 5月初旬 テーマ提出(主査・副査決定) |
| 2期 | 1月中旬 修士論文中間発表 | 2期 | 7月末頃 修士論文中間発表 |
| 3期 | 7月中旬 修士論文計画書提出 | 3期 | 1月下旬 修士論文計画書提出 |
| 3期 | 7月末頃 修士論文着手審査(書類審査) | 3期 | 1月末頃 修士論文着手審査(書類審査) |
| 4期 | 12月下旬 修士論文提出 | 4期 | 6月下旬 修士論文提出 |
| 4期 | 2月初旬 審査会(口頭試問) | 4期 | 7月末頃 審査会(口頭試問) |