【更新情報 ― 細川英雄 教授】

お知らせ

『言語文化教育研究』9(2)投稿募集

  • 応募締切: 2010年8月31日正午
  • 分量: 40字×40字で20枚以内
  • 発行者: 言語文化教育研究会(早稲田大学大学院日本語教育研究科内)

本誌のタイトルどおり,ここでの大きなテーマは,「言語文化教育とは何か」という問いを追求することである。本誌は,理論的・実践的に新しい「言語文化教育」の在り方・その実践方法を探求していくために以下のようなコンセプトで編纂されています。

  • 他の論文誌では取り上げられにくいが,日本語教育の問題として考える意義があるものを積極的に取り上げていく。
  • 萌芽研究的なものや,教室実践の具体的な様相に充分な紙幅を割いて論じることのできる言説空間を築く。
  • 自己完結するのではなく,開かれた議論を目指し,「コメント論文」「書評論文」などを積極的に取り上げ,対話的論文誌を目指す。

以上のコンセプトに則った論文を広く公募します。みなさまの投稿をお待ちしております。

バックナンバー(全文公開),投稿規定など,詳しくは『言語文化教育研究』のページをご覧下さい。

【参加者募集10月15日】第3回言語文化教育研究会
「書き手としてのアイデンティティを形成する ― 大学アカデミック・ライティング・プログラムでの協働的活動を通して」

本話題提供の目的は,「書き手としてのアイデンティティ」を守り育てる意義を,大学ライティング・プログラムでの実践を通して確認することである。筆者がかかわってきた大学アカデミック・ライティング・プログラム ― 《ライティング・センター》(支援機関)と《オンデマンド授業》(文章作成授業)では,「自立した書き手」を育てることを目標としている。「自立した書き手」とは,何が書きたいかを自ら模索し,文章作成のプロセスを自覚し,問題点や修正法を特定することのできる書き手である。これらの指導プログラムでは,自身も論文を執筆している大学院生たちが,対面または非対面による対話を通して,書き手の,文章に対する主体的なかかわりを促す。この,両者による協働的な活動の中で,どのようにすれば,書き手の自立をより支援することができるのか,どのような指導要素がより自立を促すのかを探る。その中で「書き手としてのアイデンティティ」が生れたり変化したりする様子をとらえたい。

詳細情報

これまでの実施内容,国際研究集会情報ほか詳しくは,言語文化教育研究会のページをご覧下さい。

【7月31日~,台北】世界日本語教育学会(ICJLE)2010

  • 2010年7月31日~8月1日,台湾国立政治大学(台北市)
  • テーマ:「多文化の中の日本語教育と日本研究」
    特別講演(教育)
    細川英雄「ことばの市民になるために―日本語教育と日本研究を結ぶ」
    ほか,シンポジウム,パネルディスカッション,口頭発表,ポスター発表
  • 参加申し込み:事前申込割引は終了しました。(当日申し込みもできます)

詳しくは,チラシ[ダウンロード:PDF]または,大会ホームページ(icjle2010.nccu.edu.tw)をご覧下さい。

【8月23日,スイス】Colloque 2010 de ARIC: Pratiques interculturelles ー Pratiques plurilingues? Recherches et experiences de terrain

参加申し込み他,詳しくは大会ホームページをごらんください。

【報告書頒布】『日本語センター及び日研におけるポートフォリオ実施のための理論と実践』

早稲田大学日本語教育研究センター一般研究(2009年重点研究)中間報告書

ご挨拶 ― 議論形成の場としてのポートフォリオの意味

本報告書は,早稲田大学日本語教育研究センター一般研究(2009年度重点研究)「日本語センター及び日研におけるポートフォリオ実施のための理論と実践」(代表者:細川英雄)の中間報告として,その成果のプロセスを公開するものです。

本研究は,学習者自らが日本語センターにおける自身の日本語学習を観察・分析し,自らの日本語学習観を振り返るという学習者支援のためのものとしてのポートフォリオの思想・方法を,学習者の自己評価ツールおよび教員養成ツールとして定着させるために構想され,また,同時に,この活動やデータベースによって,日本語センターの教育システム全体を見直すきっかけをつくることとなることを期待するものとして企画されました。

言語教育の分野におけるポートフォリオは,近年のヨーロッパ言語共通参照枠の議論においてにわかに注目を浴びはじめましたが,その考え方は,すでに戦前の日本の国語教育にもその萌芽がみられ,学習それ自体が,愛用の内なる折鞄に,自らの知識・情報を蓄積するという,自己内省の発想にあると考えることができます。したがって,ポートフォリオは,決して方法なのではなく,一つの思想であり概念なのだという考えることができます。そしてまた,この思想が内なる折鞄からポートフォリオという形態をとることによって,自分以外の他者に向けて可視化されるという,一つのプロセスでもあるのです。

この報告書は,この重点研究の課題遂行のために設置された「ポートフォリオ研究会」のメンバーによる労作でもあります。この報告書を端緒として,議論形成の場としてのポートフォリオの意味について,実のあるやりとりの起こることを願ってやみません。

2010年3月 細川英雄

目次

  • まえがき ― 議論形成の場としてのポートフォリオの意味
  • 第1部 プロジェクトの概要
    • 研究趣旨
    • 活動計画
    • 研究組織
  • 第2部 研究テーマに関する報告
    • 日本語教育におけるポートフォリオ評価の可能性
    • 内省する教師のためのポートフォリオ ― フランス・自分誌活動クラス見学記より
    • これまでのポートフォリオ研究会の流れと今後の展望 ― 第4回研究会の話し合いを中心に
    • 学習支援システムの設計とポートフォリオ
    • 自律的日本語学習の実現に向けて ― 学びをつなぐポートフォリオとは何か(2010年度早稲田大学日本語教育学会春季大会・予稿集)
  • 第3部 実践報告
    • 総合日本語(SP3・4)3Sクラスにおけるポートフォリオ活動の試み ― 「日本での生活・日本語学習の振り返り」活動の実践報告
  • 第4部 次年度に向けて
    • 日研における「実践研究ポートフォリオ」
    • 2010年度ポートフォリオクラスのシラバス
      • 「ポートフォリオを作る 1-3」
      • 「ポートフォリオを作る 4-8」
  • 第5部 研究会実施報告
    • 議事録
    • 配布資料

お申し込み方法

ご希望の方に,実費(1冊500円:送料込)にてお頒けします。以下の要領にてメールでお申し込みください。

  • あて先: info@gbki.org(言語文化教育研究所)
  • メールのSubject: 予稿集希望
  • メールの記入事項: お名前・ふりがな・郵便番号・住所・電話番号・冊数
  • 価格: 1冊500円(送料込)
  • 代金支払方法: 振替用紙を同封しますので,到着後お振り込みください。振込み手数料はご負担下さい。

毎週水曜日に発送作業をいたしておりますので,しばらくお待ちください。なお,ご希望の方が大勢いらっしゃるため,品切れの節はご容赦ください。

【受講者募集】日本語教育公開講座「日本語教育の論文の書き方」

2010年4月14日~6月23日(水)18:00~19:30 全6回

  • 2010年4月14日~6月23日の水曜日 18:00~19:30 全6回
  • 受講料: 一般25,830円(朝日カルチャーセンター会員は22,050円)
  • 場所: 新宿住友ビル3階朝日カルチャーセンター[アクセス

この講座では,日々の教育活動を振り返る日本語教師の方々とともに,日本語教育の論文の書き方について考えます。

自らの教室を公開しようと考えることは,その実践をよりよいものにしていこうという教師一人ひとりの意思に基づきますが,この方法は必ずしも明らかになっているわけではありません。また,教師は実践をするのであって研究をする必要はないという考え方がこの世界に根強くあることも事実です。講座では,講義とディスカッションを通して,教育と研究の統合があなたの未来の教育研究デザインを拓くことを提案します。

少人数クラス(定員15名)ですから,具体的な進め方は,集まったメンバーと相談しながら決定します。

スケジュール
第1回: 4月14日
日本語教育の論文を書く意味について
第2回: 4月28日
テーマをどのようにして決めるか
第3回: 5月12日
先行研究を探る
第4回: 5月26日
実践のデータの考え方と方法
第5回: 6月9日
自分の主張のまとめ方
第6回: 6月23日
日本語教育の論文テーマとは何か

お申し込み・お問い合わせは,朝日カルチャーセンターのページからお願いします。

【論文:ご意見募集】細川英雄「動的で相互構築的な言語教育実践とは何か」

2009年8月『社会言語科学』

このたび細川は,社会言語科学会の依頼により「社会言語科学」第12巻1号(2009年8月)に展望論文を執筆しました。

  • 細川英雄(2009).動的で相互構築的な言語教育実践とは何か『社会言語科学』12(1),32-43.

「動的で相互構築的な言語教育実践とは何か」という,やや抽象的なタイトルですが,これまでの日本語教育の実践と理論を大きく振り返りつつ,自分自身の考えてきたことを総まとめしたもので,現在編集中の「早稲田日本語教育学」7号(2010年3月発行予定)での特集「実践研究は何をめざすか」とも連動するものです。

これからの言語教育はどこへ行くのか。日本語・国語・外国語ということばの教育の連携と再編をめざした今後の議論のためにも,各位のご教示・ご叱正をいただければ幸いに存じます。(よろしければ,メルマガ『ルビュ言語文化教育』に掲載させていただきますので,その旨,お書き添え下さい。)

【予稿集頒布】「リテラシーズ」研究集会 2009 ― 「複言語・複文化主義と言語教育」

表紙:『「複言語・複文化主義と言語教育」予稿集』

『ヨーロッパ共通参照枠』(CEFR)で提起された複言語・複文化主義が,非ヨーロッパにおいていかに考え,語られ,実践されるか。大きな注目のなか開催された研究集会「複言語・複文化主義と言語教育」。

その全発表の完全原稿が収録された予稿集(A4版全152ページ)の頒布が始まりました。なお,残部に限りがございます。先着順となりますことご了承下さい(事前申し込みいただいた方には優先的に確保させていただいております)。

予稿集お申し込み方法

メールにて,以下の要領でお申し込み下さい。

  • あて先: info@gbki.org
  • メールのSubject: 予稿集希望
  • メールの記入事項:お名前・ふりがな・郵便番号・住所・電話番号・冊数
  • 代金支払:振替用紙を同封しますので,到着後お振り込みください。
    • 価格: 1部500円+送料1冊ごとに80円

なお,以下の書籍も販売します(書店販売はなくなっています)。

複数のご注文も承っておりますので,お申し付け下さい。

プログラムほか,研究集会についての詳細はリテラシーズ研究集会の特集ページをごらんください

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