書くこと・考えること(日本語の文章表現)

ようこそ「思考と表現の往還へ」

このオンデマンド科目の目的は、「考えること」と「書くこと」です。この2点のために、BBSによるメンターおよび受講者間のやりとりを十分に活用します。

この講座は「きれいな日本語」や「文章のスキル」を目的としません。なぜなら、表現することで問われるのは、そして自分に問わなければならないのは、「考えること」と「書くこと」だからです。とくに自分の考えを明確にする過程で、そのことが自分にとってどのような意味があるのか、ということがとても重要です。この問いを失うと、表面的な情報の交換や知識のやりとりで終わってしまい、思考も表現も活性化しません。

途中であきらめるのも、最後までやりぬくのも、まったくのあなたの自由です。誰かに何かを教えてもらうのではなく、自分で自分のことを切り拓いていくという活動は、すべてはあなた自身の問題だからです。最後までがんばって、自分のレポートを完成させ、お互いのものをきちんと評価できたら、必ず得るところがあります。わずか半年の講座ですが、「考えること」と「書くこと」追求してみませんか。皆さんの健闘を祈ります。

なお、このクラスでは、はじめに課題感想レポートがあります。このレポートを提出しなかった場合は、その時点で「不可」となります。そのつもりで登録・参加してください。

シラバス

この活動は、以下の順で行います。

  1. 感想文の提出
  2. テーマを決める
  3. 動機を書く
  4. 対話とその報告
  5. 結論をまとめる
  6. 相互自己評価
  7. 最終レポート

教科書

このクラスの活動は、皆さんにとってあまり馴染みのないものかもしれません。そこで、こうした活動を理解するために、クラス活動に入る前に、以下の本を課題図書として読み感想を書いてもらうことになります。図書館等でも入手できますし、学期はじめに生協等に注文しておきますから、早めに入手して読みはじめてください。

  • 牲川波都季・細川英雄『わたしを語ることばを求めて』三省堂2004

参考文献

もしこの活動にとても興味があるという人、以下の本を読んでみてください。あなたの未来のための何かを拓く可能性があるかもしれません。

  • 細川英雄『日本語教育は何をめざすか』明石書店2002、・細川ほか『考えるための日本語』明石書店2004
  • 細川英雄『研究計画書デザイン』東京図書2006

評価方法

基本的には、参加者による相互自己評価を行いますが、その相互自己評価に参加する資格は、以下の通りです。

  • 最初の感想文を提出していること。
  • 動機から結論までに至る文章作成の各段階で積極的に発言していること。
  • 結論を含むレポートを提出していること。
  • 最後の相互自己評価に参加していること。
  • 最終レポートを提出していること(最後の活動感想を含む)。

備考

このクラス活動は結構しんどいです。やる気のない人はかかわらないほうがいいでしょう。とにかくBBSに積極的に参加する意欲と勇気のある人、求めます。

担当:細川英雄(日本語教育研究科)

サンプル講座

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