【更新情報 ― 細川英雄 教授】

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お知らせ

【全文公開】『WEB版リテラシーズ』6(2) くろしお出版(2009)

「ことば・文化・社会の日本語教育へ」むけ,リテラシーズ育成教育の最先端を掲載するUp To Dateな論文誌,『WEB版リテラシーズ』の6巻2号が公開されています。

掲載論文は,

  • 論文「複言語状況におけるブリコラージュが意味するもの ─ 工学系の2つの共同体における事例から」/村田晶子(コロンビア大学教育大学院)
  • 論文「プロセス的評価,主体的評価はどのような授業設計で可能か ─ 学習者と教師が共に評価について考える意味をめぐって」/市嶋典子(早稲田大学日本語教育研究センター)
  • 教育研究ノート「複合アイデンティティと日本語教育研究」/羽鳥(江頭)玲子(津田塾大学大学院文学研究科)

の3本です。ぜひ「リテラシーズ」のWEBサイトからダウンロードの上ご一読ください。(次回の投稿締め切りは4月末日です。)

  • くろしお出版「リテラシーズ」WEBサイト: http://literacies.9640.jp/
  • お問い合わせ:literacies@9640.jp(「リテラシーズ」事務局)

お知らせ

【参加のお誘い】東京図書「教育研究活動デザインの会」細川英雄

「教育研究活動デザインの会」

大学教員生活を始めて,今年でちょうど30年になります。この30年間,研究にとってのもっとも重要な問いである「テーマを発見する」ことの意味を研究と教育を結ぶ試みとして考えてきました。それは,職業としての研究の苦悩であり,また研究と教育のはざまで右往左往する自分の姿でもありました。

最近よく思うことは,研究とは対話であるということです。なぜ研究は対話活動であるのかを考えてみると,それは,誰のための研究かという問題につながります。

大学生のころから,好きなことしかしないという生き方を選択した私が,なぜ研究を始めたのでしょうか。それは,自分にないものを求めることであると同時に,研究という職業の矛盾に悩みつつ,誰のための研究かと考えつづけてきた,研究者としての歴史でもあります。

このような経験の中で,私にとって最も重要な課題は,どうしたら研究と生活を結ぶことができるかということでした。研究という活動と毎日の生活を一体化させる作業は,楽しくもあり,しんどくもありというところですが,私の場合,この両者の接点に教育という課題がありました。

このような観点から,教育と研究の関係について,少人数でゆっくり考えてみたらどうだろうかという話が,東京図書の編集者である高山みのりさんとの間で持ち上がり,「教育研究活動デザインの会」を行うこととなりました。

研究という行為を自分の問題としてイメージを持てない人,研究を職業にしたいと考えている人,研究と仕事の間で悩んでいる人,研究が停滞しつつある人,研究を社会にひらこうと考えている人たちに向けて,研究と教育という観点から見えてくる,研究と生活のさまざまな側面を一緒に考えてみたいと思います。

研究と教育という問題をめぐって関心をお持ちの方,さまざまな悩みを抱える方,お誘い合わせのうえ,どうぞご参加ください。なお,場所の関係上,人数に制限があります。参加ご希望の方は,事前申し込みをお願いします。

日程

第1回:09年11月04日(水)研究のイメージを持てない人のために ― 研究と自分を結ぶ
第2回:09年11月25日(水)研究を職業としようとする人のために ― 研究と教育を結ぶ
第3回:09年12月16日(水)研究と仕事の間で悩んでいる人のために ― 生活と仕事を結ぶ
第4回:00年01月06日(水)研究が停滞しつつある人のために ― 研究と組織を結ぶ
第5回:00年01月27日(水)研究を社会にひらくために ― 個人と社会を結ぶ
第6回:00年02月17日(水)これから研究を始めようとする人へ ― 新しい研究像をめざして
時間
各回とも17:30~19:30
場所
東京図書株式会社4F会議室(飯田橋駅徒歩3分:詳細申込後)
定員
10名(事前申し込みが必要。各回独立のため,テーマに応じてご参加ください)
参加費
無料
問合せ・申込先
東京図書編集部 高山(mtakayama@tokyo-tosho.co.jp)
チラシをダウンロードする[PDF]

※テーマに応じて,すでに人数の集まっているところがあります。定員に達した場合は,ご容赦ください。

【論文:ご意見募集】細川英雄「動的で相互構築的な言語教育実践とは何か」

2009年8月『社会言語科学』

このたび細川は,社会言語科学会の依頼により「社会言語科学」第12巻1号(2009年8月)に展望論文を執筆しました。

  • 細川英雄(2009).動的で相互構築的な言語教育実践とは何か『社会言語科学』12(1),32-43.

「動的で相互構築的な言語教育実践とは何か」という,やや抽象的なタイトルですが,これまでの日本語教育の実践と理論を大きく振り返りつつ,自分自身の考えてきたことを総まとめしたもので,現在編集中の「早稲田日本語教育学」7号(2010年3月発行予定)での特集「実践研究は何をめざすか」とも連動するものです。

これからの言語教育はどこへ行くのか。日本語・国語・外国語ということばの教育の連携と再編をめざした今後の議論のためにも,各位のご教示・ご叱正をいただければ幸いに存じます。(よろしければ,メルマガ『ルビュ言語文化教育』に掲載させていただきますので,その旨,お書き添え下さい。)

【予稿集頒布】「リテラシーズ」研究集会 2009 ― 「複言語・複文化主義と言語教育」

表紙:『「複言語・複文化主義と言語教育」予稿集』

『ヨーロッパ共通参照枠』(CEFR)で提起された複言語・複文化主義が,非ヨーロッパにおいていかに考え,語られ,実践されるか。大きな注目のなか開催された研究集会「複言語・複文化主義と言語教育」。

その全発表の完全原稿が収録された予稿集(A4版全152ページ)の頒布が始まりました。なお,残部に限りがございます。先着順となりますことご了承下さい(事前申し込みいただいた方には優先的に確保させていただいております)。

予稿集お申し込み方法

メールにて,以下の要領でお申し込み下さい。

  • あて先: info@gbki.org
  • メールのSubject: 予稿集希望
  • メールの記入事項:お名前・ふりがな・郵便番号・住所・電話番号・冊数
  • 代金支払:振替用紙を同封しますので,到着後お振り込みください。
    • 価格: 1部500円+送料1冊ごとに80円

なお,以下の書籍も販売します(書店販売はなくなっています)。

複数のご注文も承っておりますので,お申し付け下さい。

プログラムほか,研究集会についての詳細はリテラシーズ研究集会の特集ページをごらんください

【新刊】『リテラシーズ 4 ― ことば・文化・社会の日本語教育へ』(くろしお出版)

表紙:リテラシーズ

「ことば・文化・社会の日本語教育へ」むけ,リテラシーズ育成教育の最新論文を掲載する『リテラシーズ』の第4号が出版されました。なお『リテラシーズ』は冊子版による出版はこれを最終号とし,今後はより活発な議論をすばやく展開できるWEB版へと全面移行します。

そこで,この第4号にはリテラシーズ編集委員各員による冊子版の「総括」を掲載(細川英雄「『リテラシーズ』回想 ― 日本事情・文化リテラシー,そして相互文化性へ」ほか)。これまでの『リテラシーズ』誌上および関連領域での議論の経緯が一望でき,今後の展開が見渡せる特集となっています。

  • リテラシーズ研究会 編
  • 2009年10月1日 くろしお出版刊
  • 定価:本体2,000円+税
  • A5版193ページ
  • ISBN978-4-87424-458-6

くわしい目次は,リテラシーズのサイトをご覧下さい。お求めはくろしお出版,または全国書店にて。

【全文掲載】細川英雄の最近の仕事より

紙面:細川英雄(2009年8月9日).時標「立ち往生する ことばの教育」『山梨日日新聞』朝刊.時標「立ち往生する ことばの教育」ダウンロード:JPEG
『山梨日日新聞』2009年8月9日朝刊に掲載
内省する教師のためのポートフォリオ「内省する教師のためのポートフォリオ ― フランス・自分誌活動クラス見学記より」[> ダウンロード:PDF
『英語教育 2009年3月号』所収(pp.16-18)
参考:大修館『英語教育』2009年3月号のページ
参考:細川英雄「自分誌の甲斐」『メルマガ ルビュ言語文化教育』273
コラム「空の青さを体感する教室 ― 活動型クラスへの期待」[> ダウンロード:PDF
『2009 スリーエーネットワーク日本語・外国語図書目録』所収(pp.58-59)
参考:スリーエーネットワーク「日本語・外国語図書目録」のページ
異文化は教えられるかスライド「異文化は教えられるか ― ことば・文化・アイデンティティ[スライドをダウンロード:PDF
2008年12月20日(日)「台湾日本語文学会シンポジウム」での発表(淡江大学)
スリーエーネットワークから出版した『「活動型」授業の手引き ― 内容中心のコミュニケーションのすすめ』のなかで引用されている「ことばと文化を結ぶために」という拙文をネタにしつつ,相互文化性の問題や,「言いたいことが言えない」というジレンマはどこから来るのかという問題について発表したものです。
言語活動と異文化理解能力スライド「言語活動と異文化理解能力 ― 言語教育における相互文化性について」[スライドをダウンロード:PDF
2008年5月31日「イタリア日本語教師会」での特別レクチャー(ローマ日本文化会館)

【好評】『日本語教師のための「活動型」授業の手引き ― 内容中心・コミュニケーション活動のすすめ』

「活動型」のクラスでは、具体的な目標を定めた活動を軸に、メモやレポートを「書き」、それについて「話し」、他者のコメントを「聞く」または「読む」といった四技能を総合したコミュニケーション活動を行います。この活動の基本になるのは、他者とのかかわりあいの中から生まれる学習者の「表現したい、理解したい」という気持ちと主体的に活動に取り組む姿勢です。本書では、この「活動型」の授業に興味のある日本語教師の方々を対象に、この活動をどうサポートしていくかを「自己紹介、私が応援したい人、私の将来、新聞に投書する、文化について考える」の五つの活動を例に具体的な授業の流れにそって解説します。授業で使用するワークシートのサンプルや実際の授業例等も収録し、すぐに授業を始められるよう工夫された一冊です。(スリーエーネットワーク「日本語教材」より)

【新刊】『土間犬ものがたり ― 八ヶ岳南麓,薪ストーブのある暮らしから』

『薪ストーブのある暮らし ― 八ヶ岳南麓,薪ストーブのある暮らし』(筑摩書房,1995,Amazonで購入する)から13年,今回は,薪ストーブの老化,子どもの成長,家族の変化,そして森の家再編計画,といったことを書きました。2003年冬に死んだ土間犬コロとの暮らしを軸に,今回は,娘も一章を担当しています。

そして,僕に関して言えば,過去,現在,そして未来を結ぶために,今まで書かなかった自分史も書くことになりました。書きながら考えたことなのですが,この部分は,やっぱりライフ・ヒストリーになってしまいました。

それから,アートな葡萄棚を一緒につくってくれた本杉琉さんがその洒脱なパピエ・コレを素材に,素敵な表紙とイラストをつくってくれました。ダイナミックな薪ストーブの表紙は感動ものです。

最終稿は,「土間,犬,薪ストーブ」のライフスタイル実践から遠く離れたパリで書き下ろしたものです。皆さんの感想をお待ちしています。(『ルビュ言語文化教育』(274号)より)

【好評】『ことばの教育を実践する・探求する ― 活動型日本語教育の広がり』

「活動型日本語教育」の理論と実践を多角的に紹介。多文化共生社会を支えるために,日本語教育は何ができるのか。「協働」「学習者主体」「社会文化的アプローチ」「活動理論」などの理論に基づき,それぞれの論者が自分の経験に根ざした実践を語る。(「凡人社・近刊のご案内」より)[> 詳細

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