プログラム

第1日:2007年2月10日(土) 9:30開場,10:00開始

  • 研究集会:「移動する子どもたち」の課題――日本各地の実践現場で何が行われているか
  • シンポジウム:「移動する子どもたち」へのことばの教育をどう構築するか――言語教育の方法論と教育実践
    1. オーストラリアのESL教育の実践から
    2. 日本の「JSLカリキュラム」とその実践から

第2日:2007年2月11日(日) 9:30開場,10:00開始

  • 研究集会:日豪の「移動する子どもたち」への実践研究発表
  • シンポジウム:「移動する子どもたち」のことばの力をどう捉え,どう発展させるか
    1. 言語能力の把握から言語教育をどう創るか
    2. 総合討論――21世紀の「移動する子どもたち」の教育は何をめざすのか

シンポジウム・パネリスト紹介

第1日:2007年2月10日(土)

午前の部(10:00~12:00)研究集会.1
「移動する子どもたち」の課題――日本各地の実践現場で何が行われているか

日本国内の実践を発表いただき,現状と問題について,会場の皆さんと意見交換します。

外国人児童の現状と教育現場の対応について――外国人集住地域における児童と保護者の実態調査から
伊藤哲也・菱田洋美・柴田みどり(豊田市立西保見小学校)・土屋千尋(愛知県立大学)
長期滞在・永住型生徒の日本語指導
田中薫(大阪市立南中学校)
継承語としての中国語学習の動機づけに関する調査――横浜山手中華学校における中学生を対象にして
唐 文英(東京学芸大学大学院)

午後の部(13:00~17:00)シンポジウム.1(通訳付)「移動する子どもたち」へのことばの教育をどう構築するか――言語教育の方法論と教育実践

オーストラリアのESL・日本のJSLそれぞれの教育実践・研究を発表し,日豪相互に質疑応答します。

I.オーストラリアのESL教育の実践から
スキャフォールディングの実践とその意味――在籍学級のESL生徒の学びをどう支えるか/Working with Scaffolding: Implications for ESL students in mainstream classes [VTR上映あり]
Jenny Hammond/J.ハモンド (University of Technology Sydney: Australia)
ことばのレンズを通して教科学習を考える/Looking at curriculum through the lens of language
Pauline Gibbons/P.ギボンズ (University of Technology Sydney: Australia)
II. 日本の「JSLカリキュラム」とその実践から
「学習参加のためのことばの力」を育む――文部科学省開発「JSLカリキュラム」の方法論とその実践事例から/Nurturing Language Competency for Participating in Learning: Based on JSL Curriculum developed by the Ministry of Education an Examples of its Practice
齋藤ひろみ(東京学芸大学)

第2日:2007年2月11日(日)

午前の部(10:00~12:00)研究集会.2(通訳付)
日豪の「移動する子どもたち」への実践研究発表

オーストラリアのESL教育,日本のJSL教育それぞれの小学校での実践例を示しながら,「移動する子どもたち」のことばの教育のあり方を考えます。

体験型学習活動のすすめ/Hands-on Learning [VTR上映あり]
Di Harwood/D.ハーウッド (Ironside Primary School: Australia)
学校現場からの実践報告:大瀬小学校におけるJSLカリキュラムの実践――JSLカリキュラム 2年国語科「あったらいいな こんなもの」
近田由紀子(浜松市立大瀬小学校
いちょう小学校のことばを育む教育――外国につながる子どもたちの学びを支える
竹下護・石田裕美(横浜市立いちょう小学校

午後の部(13:00~16:45)シンポジウム.2(通訳付)
「移動する子どもたち」のことばの力をどう捉え,どう発展させるか

オーストラリアのESLバンドスケールと,日本のJSLバンドスケールについての研究発表と討議につづき,参加者全員による総合討論によって2日間の議論を総括します。

III.言語能力の把握から言語教育をどう創るか
オーストラリアのESL バンドスケール再考――ESL生徒の評価と支援にむけた再調査を踏まえて/The NLLIA ESL Bandscales Revisited: Using and Revising the ESL Bandscales to Assess and Support ESL Learners in Australian Schools
Jenni Guse/J.グース (Queensland University of Technology)
日本語能力の把握から実践への道すじ――「JSLバンドスケール」の意義と有効性/Perspectives of Understanding of Japanese Language Proficiency of JSL children to Teaching Practices: Significance and Implementation of "JSL Bandscales"
川上郁雄(早稲田大学)
IV.総合討論――21世紀の「移動する子どもたち」の教育は何をめざすのか
コメンテイター
Yuko G. Butler/バトラー後藤裕子 (University of Pennsylvania: USA)
伊東祐郎(東京外国語大学)

シンポジウム・パネリスト紹介