近年,幼少期より複数言語環境で成長する子どもたちが世界的に増加しています。そのような子どもたちが成長過程で複数言語に触れ,使用するという経験と複数言語能力についての意識は,子どもの成長や自己形成にどのような影響を与えているのでしょうか。また,それらの子どもたちへ言語教育の実践やあり方をどのように考えたらよいのでしょうか。
本研究集会では,多様な言語環境で学ぶ子どもたち,たとえば日本国内のJSL児童生徒やインターナショナル・スクール等で学ぶ子どもたち,日本国外の日本人補習校や日本語学校で学ぶ子どもたち,日本国内外の国際結婚家庭の子どもたちなど,複数言語環境で成長する子どもたちのことばとアイデンティティについて考えたいと思います。同時に,これらの子どもたちに関するテーマは幼少期から青年期に限定されるものではなく,大学生,成人そして老齢期に及ぶ,長期の人生に関わるテーマであると考えます。その意味で,ライフコースを視野に入れた,複数言語環境で成長した経験を持つ大人を対象にした研究も期待されます。これらのテーマは,日本語教育に限らない,グローバルな課題です。日本語教育以外の言語教育のフィールドの研究も歓迎します。
国際研究集会で発表する研究論文およびポスターセッション発表を募集しています。詳しくは,大会ホームページをご覧下さい。
なお,本研究集会で発表される研究論文で優れた研究論文は,リテラシーズ叢書(※)の1冊に収録され,2012年度中にくろしお出版から刊行される予定です。編集責任は,川上郁雄が担当します。
2012年2月10日(金)23:59まで必着。
詳細は,大会ホームページをご覧下さい。
収録内容は,
です。『ジャーナル「移動する子どもたち」― ことばの教育を創発する』のページから無料で全文閲覧できます。ぜひご覧下さい。